アイデンティティ、きみ。

いろんなことが起きている

2018年のだいすきと観劇の記録②

夏。 推し各位の現場しか行ってないシーズン。

小劇場と韓国発ミュージカル。韓国ミュージカルって少人数でじっくり深めていくイメージがあるけど、どうなんだろう。結局今年もスリルミーを取れずに終わりました。

 

7月『信長の野暮』 『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』

アナログスイッチにハマる。設定の妙なリアリティ、家族の問題とSF的問題が同じテーブルに並べられて「そんなこと」呼ばわりされてるのがあまりにも面白かった。3箇所で同じ時間軸の出来事が繰り返されて、重なることで全体像が見える、通称カオスタイム。演ってる本人たちは大変だったみたいで、バクステは、推しさんが相方役の方と顔を合わせる度にセリフ合わせをしていたという話が大半だった。

ザビエルが天才だったので永遠にザビエルの話をしていたい。推しさんの個人ブロマイドのビジュアルが今年イチ。誰に見せてもかっこいいって言ってもらえて嬉しかった。もうちょっと買い足せばよかったな。

 

初恋探しは再演版。

作品としては3回目の上演、ご贔屓さん主演は2回目。3人しか出ない上に、マルチマンが28役?をこなす体力勝負なミュージカル。2年前の初演よりもヒロインがしんどくて仕方なかった。初恋の人が見つからないことを他の事象のせいにして、自分は真相をすべて知ってて、ほらね?見つからないでしょ?って態度。自由で元気なんだけど、ある意味腹の立つ女、アン・リタ。彩吹さんがすこぶるチャーミングに演じてて、彩吹さんじゃないとこのアン・リタはもっとしんどかった。ご贔屓さんが2年前より本当に変化していて、今、とにかく声がいい。

 

ご贔屓さんがタキシード姿で踊ってるカーテンコールショーが印象的だった。あんな場面でキラキラしてるご贔屓さんの姿を見ると、時間は進むんだなあ、努力は形になるなあ、と思わされる。久々に東京楽が満員御礼じゃなくて悲しかったです。

 

 

8月『炎の蜃気楼』『Stay With Me 大阪』『RENT 2018World Tour』

ミラジェンヌじゃない。けれど、4年間走り抜いた。気がついたらものすごく大好きになっていた役者さん。ミラステと並走した4年間でした。加瀬さんに毎年毎年これでもかってぐらい泣かされた。例えば、見終わったあとに相方さんとブツブツ話しながら、なぜか涙が止まらなくなった新宿御苑の夜のこと。泣いてた思い出しかない。例えば、タイミングの悪いキャスト変更。二人で夜中までラインが止まらなかった。新作上演時には「あの二人で見たかったね」と相方さんが寂しげに零していたこと。叶わなかったのが今も残念に思う。素晴らしかった分、残念に思うのを許してほしい。

加瀬さんに食いつぶされそうな姿を見る度に心臓が潰れそうだった。それでも静かに燃え続ける姿を目に焼き付けてた。削って削って板の上にいる姿が好きだ。毎日初日で毎日千秋楽。よく言ってくれてるけど、毎年毎回これで終わってくれと思っていた。

4年間分のありがとうとお疲れ様をもって見届けた【環結】。美奈子さんの件から死ぬほど泣いてて、こんなにダバダバ泣いてたら死ぬと思ってたけど案の定終わる頃には立ち上がれなくなってた。舞台の上で起きたことは悲惨だったけれど、ああ、終われたんだ、開放された、とそんな気持ち。

 

加瀬さんを生きてくれてありがとう。

大嫌いで大好きな加瀬さん。

もう会いたくないけど、また会いたいとそう遠くないいつか考えてしまうんだろうな。

 

 

 

swm大阪。久々にして、初めてのイベント遠征。座れないお盆の新幹線なんて一生乗りたくない。遠征、マチソワ、オールスタンディング、まじでキツい。よく分からないスペースに物販おたくが収容されていたのが1番ウケた。

 

何かがあった訳じゃないけれど、推しさんがファンのことをどう見ているのか、どう見たいのかが少しだけわかったイベントだった。推しさんの自信満々なステージングのために、もし、ひとつのエンジンとして「ファン」が存在できるなら…それはそれで今の正解でいいや。いつだって逃げ場になってくれてありがとう。肯定してくれてありがとう。ファンサされた隣のおたくが崩れ落ちていて、なんだか見ていて清々しくなった。キラキラしてるなあ。この日初めて同担の友達ができた。嬉しかった。

 

『RENT』、3年越しのエンジェルシートを当てました。自慢です。東宝版に並び続け、来日版にも並び続けた3年間がなんとか報われました。20世紀と21世紀を飛び越える1年間の物語、ついに20世紀を経験しないキャストが多くを占めるようになっている。ラーソンのいた時間を体感しないで、イチ物語としてRENTの世界を創り出す。ポスト・RENTなんて言い方をするのも変とは思うけれど、それもあるのかなと思わせるような来日公演でした。

2018来日版ベニーは、頭は良くて友達が多くて、ずる賢く生きてそうなベニー。でもどこか憎めない存在。RENTのベニーが大好き。唯一現実の中で出来うる未来をこじ開けようとする人、マークやロジャーから見ると悪者かもしれないけど、正義の裏は別の正義を見せつけられるのはマークとベニーの立場の違いかな。

もう字幕要らなかった。マイケル版の方がcontactが抽象的でいいな、と思ったり、without  youの対比にキリキリしたり。today 4 Uで大騒ぎするの楽しいなあ。seasons  of loveで号泣してたら、舞台上のMr.Grayが心配そうな顔をしていました。Thankyou,Jonathan Larson!生きてるといいこともあるなぁと、思えた日。